【中学英文法・高校受験英文法解説】There is(are)~.の文~意味・文の作り方・書き換え~

There is(are)~.の文

<There is(are)~.>という形で「~がある、いる」とった<存在>を表す意味になります。

There is a pen on the desk. 「机の上にペンがある
There are some men on the street. 「通りに何人かの男性がいる

There is(are)~.の文の作り方

肯定文

<There is(are)【主語】.>という形で「【主語】がある、いる」という意味になります。この文においては<be動詞>の後に【主語】がきます(倒置の文ですが、別の項目で詳しく扱います)。<be動詞>がisになるかareになるかは【主語】の部分の名詞に合わせます

There is a cat under the chair.
「いすの下に猫がいる
主語が3人称単数なのでis
There are some people in the park.
「公園に何人かの人がいる
主語が複数なのでare
There was a car on the street.
「通りに車があった
過去形のwasにすると「いた(あった)」という意味になる
There were many dogs around the house.
「家の周りに多くの犬がいた
過去形で主語が複数であればwere

否定文

<There is(are) not【主語】.>という形が否定文「~がない、いない」です。be動詞を使った文と考え方は同じです。ここでも<is not>は<isn’t>、<are not>は<aren’t>、<was not>は<wasn’t>、<were not>は<weren’t>に短縮することができます。

【肯定文】
There is a cat under the chair.
「椅子の下に猫がいる」
be動詞の後にnotをつける
【否定文】
There isn’t a cat under the chair.
「椅子の下に猫はいない
【肯定文】
There are some people in the park.
「公園に何人かの人がいる」
be動詞の後にnotをつける
【否定文】
There aren’t any people in the park.
※someは否定文や疑問文になるとanyに変わる
「公園には人はいない
【肯定文】
There was a car on the street.
「通りに車があった」
【否定文】
There wasn’t a car on the street.
「通りに車はなかった
【肯定文】
There were some dogs around the house.
「家の周りに何匹かの犬がいた」
【否定文】
There weren’t any dogs around the house.
「家の周りには犬はいなかった

疑問文

<Is(are) there+【主語】~?>という形で疑問文「【主語】はいますか(ありますか)?」になります。答え方は<Yes, there is(are).><No, there isn’t(aren’t). = There is not (are not).>です。

【肯定文】
There is a cat under the chair.
「椅子の下に猫がいた」
↓thereとisをひっくり返す
【疑問文】
Is there a cat under the chair?
ーYes, there is.
ーNo, there isn’t.
「椅子の下に猫がいますか?」
ー 「はい、います」
ー 「いいえ、いません」
【肯定文】
There are some people in the park.
「公園に何人かの人がいる」
↓Thereとareをひっくり返す
【疑問文】
Are there any people in the park.
ーYes, there are.
ーNo, there aren’t.
「公園に人はいますか?」
ー 「はい、います」
ー 「いいえ、いません」
【肯定文】
There was a car on the street.
「通りに車があった」
【疑問文】
Was there a car on the street?
ーYes, there was.
ーNo, there wasn’t.
「通りに車はありましたか?」
ー 「はい、ありました」
ー 「いいえ、ありませんでした」
【肯定文】
There were some dogs around the house.
「家の周りに犬が何匹かいた」
【疑問文】
Were there any dogs around the house?
ーYes, there were.
ーNo, there weren’t.
「家の周りに犬はいましたか?」
ー 「はい、いました」
ー 「いいえ、いませんでした」

疑問詞を含む疑問文

<疑問詞+is(are) there~?>という形になります。

How many boys are there in the park?
ー(There are) three.
「公園には何人の男の子がいますか?」
ー「3人です」

過去と未来の文

過去は<There was(were)~.>「~がありました(いました)」、未来は<There will be~.>「~があるでしょう(いるでしょう)」という形で表現します。

【過去の文】

There were three boys in the park.「公園には3人の男の子がいました
There weren’t three boys in the park.「公園には3人の男の子はいませんでした
Were there three boys in the park?
ーYes, there were.
ーNo, there weren’t.
「公園には3人の男の子がいましたか?」
ー「はい、いました」
ー「いいえ、いませんでした」
How many boys were there in the park?
ー(There were) three.
「公園には何人の男の子がいましたか?」
ー「3人です」

【未来の文】

There will be some people at the party tomorrow.「明日、パーティーには何人かの人がいるでしょう
There won’t be any people at the party tomorrow.
※someは否定文、疑問文ではanyになる。
「明日、パーティーには人が1人もいないでしょう
Will there be any people at the party tomorrow?
ーYes, there will.
ーNo, there won’t.
「明日、パーティには人がいるでしょうか?」
ー「いるでしょう」
ー「いないでしょう」
How many people will there be at the party tomorrow?
ー(There will be) three.
「明日、パーティーには何人の人がいるでしょうか?
ー「3人です」

There is(are) A in B.⇔B have A.

<There is(are) A in B.>「BにはAがあります」は<B have A.>という形に書きかえることができます

There are twelve months in a year.
= A year has twelve months.
「1年には12か月あります」
There is a tall tree in this park.
= This park has a tall tree.
「この公園には高い木があります」

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