満点を継続して取ることができるようになった後に振り返ってみて「結局はこれをやるだけでよかったな」ということが見えてきましたので、何かの助けになればと思い、その学習法と使用した問題集を紹介させていただきます。
・TOEIC満点(高得点)に向けて取り組むうえでの心構え
・TOEIC満点(高得点)に向けて取り組む価値のある良質な問題集
TOEIC満点をとるための心構え
①1冊1冊丁寧に復習と反復を繰り返す
②本番に近い問題集を使う
③リーディングとリスニングでそれぞれ1000問ずつ解く
つまり、ごく普通の学習を継続していきました。
①については、英語学習のどのレベルでも当てはまりますが、量のみに固執することなく、1冊ずつ丁寧に復習、反復していきました。990点満点を目指すからといって、そのやり方が変わるということはありませんでした。
問題集に取り組む中で、分からない語彙や表現、理解できなかった文章を解答解説で確認した上で、シャドーイングをします。それを、②で述べる質の高い問題集で繰り返していきました。
②については、本番のテストに近い問題集が最も高い効果を得ることができました。そして次に、本番よりもレベルが高めに設定されている問題集も効果がありました。
世の中にはTOEICの問題集があふれかえっていますが、中には本番の試験とは難易度や質が異なっているものも多く存在しています。
このページでは、私が満点を取るうえで実際に取り組み、役に立ったと自信を持っておすすめできる問題集を紹介させていただきます。
さらに、量については「リーディングとリスニングでそれぞれ1000問の問題に取り組む」という目標をたてました。リスニングとリーディングは1回分で100問ずつですので、10回分の模試に取り組むということです。
この数字はTOEICで満点を取り続けている著名な方の発言を参考にしました。実際は10回分(1000問)に達する前に満点をとることができました。しかし、満点取得後も、継続して満点を取ることができるように、そして検証も兼ねて、問題集には取り組み続けました。
問題集を選ぶ上での注意点
本番に近い問題集である
市販されている問題集の中には、実際に出題される問題とずれているものが存在します。
著者が継続的にTOEICを受け続けて、本番の試験を熟知している、言い換えるとTOEICマニアが執筆する問題集を選ぶ必要があります。
音声がついている
シャドーイングを中心とした復習に取り組むためです。ここでおすすめする問題集にはすべて音声がついています。解いただけにならないようにするために、どの問題集もシャドーイングで仕上げる必要があります。
量が十分である
TOEICで満点を目指すうえでは、質の高い問題をできる限りたくさん解いていく必要があります。
私は「満点を取る」という目標ではなく、「リーディングとリスニングでそれぞれ1000問を解く」という目標を先に立て、「1000問を目指す中でいずれ満点がとれたらいいな」というスタンスで進めました。
TOEIC満点をとるまでに取り組んだ問題集
ここからは私が実際に使用した問題集を紹介させていただきます。
冒頭でも述べた通り、正確には1000問解く前に990点満点に到達しましたが、その後も検証を兼ねて問題集は解いています。
TOEIC公式問題集
王道ですが、公式問題集にまさる問題集はありません。
最新のものから順に、できる限りたくさんこなしていきます。
TOEIC精選模試シリーズ
このシリーズは、リスニング版とリーディング版に分かれていて、どちらも500問(5回分)ずつ掲載されています。
私の場合は、まとまった時間がとれる日はリスニング版とリーディング版を100問ずつ、計200問を本番と同じ時間で解答し、時間がとれない日は一部抜粋しながら進めました。
至高の模試/究極の模試
本番さながらの模試です。kindle unlimitedで0円になっている場合もあります。
TOEICテスト990点攻略
この本の著者独自の解法の解説も掲載されています。
YMB超実践模試
韓国TOEIC運営企業の模試が10回分掲載されています。
最後に
問題集に取り組むうえで感じることは、やはり1冊1冊丁寧にやり込むことが重要だということでした。つまり、上記でご紹介させていただいた問題集について言えば「やったあとの復習さえちゃんとやっていれば、どれをやっても間違いはない」というのが実感です。ご参考になれば幸いでございます。